
不動産投資に興味をもったら、第一歩はこんな行動をするでしょう。
・本を購入する。
・サイトで物件を見つけて資料を請求する
・いろんなセミナーに参加する
・物件のシミュレーションをする
・候補物件の内覧をする
もちろん!こういった行動は大事ですし、行動しなければスタートラインにも立てません。
でも、書籍やセミナーで不動産投資の概要をうっすら理解した頃に必ず実施して欲しいことがあります。
それは目標設定です。
目標設定が不十分だと、具体的に行動するときに何をすればよいのかわからなくなることがあります。
何のために不動産投資するのかを事前に決めることにより、物件取得への迷いがなくなってきます。
逆に目標設定がうまくいけば、ほしい物件の種類や将来計画においてどんな戦略をとればよいかクリアになってきます。
他にも何をすればよいのかといった悩みも少なくなるはずです。
なぜ不動産投資をするのか?
あなたはなぜ不動産投資をしたいのでしょうか。
・副収入を得て自由に使えるお金を増やしたい
・家族のために資産を残したい
・将来が不安に備えたい
・セミリタイアを考えている
など、きっかけはそれぞれだと思います。
なぜ不動産投資をするのか?
これは不動産に限らないかもしれませんが、腰を据えて物事に取り組むことにおいて続けていく理由を明確にする必要があります。
なぜならば不動産投資をしたい理由を自分自身がはっきりと認識しておかないと、途中で自分自身の考えや気持ちがブレてしまい、いつまでも物件を取得できなかったり、変に妥協して物件を購入してしまうからです。
これは投資において避けるべきことです。
【ツイッターカード】
不動産投資をしたい理由を明確にすることで、その目的に適した物件を取得するための具体的な行動をとることができるようになります。
また、自分に必要な情報とそうでない情報を判断できるようになったり、適切な投資戦略を立てたり、それに向けた行動ができるようになります。
具体的な目標設定を立てる
ある程度、不動産投資の勉強をしたら、具体的な目標に落とし込むとよいです。
例えば、
・月15万円のキャッシュフローが出る物件を買う
・出口を見据えて築浅で利回り8%以上の物件を購入する
・3年後までに家賃収入を月100万円にする
などです。
管理人が1棟目の中古アパートを取得したときは、以下を目標に探しました。
・1棟アパートで月15万円以上のキャッシュフローを確保する
・価格は諸経費合わせ4,000万円以下
・返済比率が50%を下回る購入価格、融資条件とする
やはり、こういった具体的な目標や計画がないと、どんな物件を狙っていけばいいかとか、To Doが定まりにくくなったりしますので、具体的な目標を立てましょう。
具体的な目標設定をすることで、何をすればよいのか、具体的にどういった行動をとっていけばいいのかがわかり、迷いがなくなってきます。
なお、可能であれば、中長期的な計画を立てられるとよいです。
目標が変わってもいい
目標が変わってもいい
目標が情報を仕入れるたびにコロコロ変わるのは・・・ですが、
なぜ不動産投資をしたいのかは、人生のステージや不動産取得の中で時々と変化してもよいと管理人は考えます。
独身であれば独身生活をベースとした計画でもよいと思いますし、結婚や子供ができた際には独身時で立てた計画の見直しが必要になると思います。
高齢になれば養育費や相続など各ステージがあります。
投資スタンスやステージが異なれば、ある人にとっては買わない物件でも、別の人にとっては喉から手が出るほどほしい物件となる可能性もあります。
それぞれのステージを事前に想定して不動産の取得に臨むことができれば、より効率的な資産形成ができます。
なぜ不動産投資をしたいのか、その理由を忘れないことが継続につながります。
内部環境の変化も起これば外部環境の変化も起こる
先ほどまでは主に自分を中心として記載しました。
一方で、世の中の状況は刻々と変化していきます。
・融資環境
・住宅環境
・世の中高齢化
外部環境の変化に対する考え方は人それぞれになると思います。
世の中の変化に合わせて投資法を変えるのか?今まで通りでいくのか?
投資手法が全く使えなくなることは稀ですので、世の中が変化した場合に受ける影響は資産の形成ペースが落ちることだと思います。(これを失敗と呼ぶかもしれませんが)
それでも行動しないよりはマシだと思います。
必要に応じて目標を修正することで、目標だけが独り歩きしない計画となるようにしましょう。
まとめ
今回は不動産投資における目標設定について紹介しました。
不動産に限らず多くの物事にも当てはめることができるのではないかと思います。
・何年後までに家賃収入がいくらほしいのか?
・家賃収入を得てどんな人生を送りたいのか?
・そもそもなぜ不動産投資をするのか?不動産投資でなければいけないのか?
なぜなぜを重ねて決めた目標は具体的なものとなり、行動に移しやすくなります。
また、モチベーションの維持にもつながります。
はじめのうちに決めておくことで効率的になることは間違いありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。