不動産取得に向けて情報収集は必須となります。
本記事では不動産取得に際し、参考となるサイトを一覧にしてみました。
さっそく見てみましょう。
LIFULL HOME'S 不動産投資

不動産投資でよく使われる主要な物件検索サイトです。
わたしもよく活用しています。
不動産取得において優れている点は以下の2つです。
・掲載物件数の豊富さ
・検索項目が多く検索がしやすいところ
また、全国の不動産売買に関するセミナーの検索もできます。
後ほど紹介する「見える!賃貸経営」「まちむすび」など、物件の周辺情報を分析したりと検索以外にも活用できるサイトとなっています。
at home

LIFULL HOME'S 不動産投資と同様に主要な物件検索サイトです。
賃地で有名なアットホームが運営しているので、賃貸の掲載数は多いです。
最近では投資家の活用も増えていますが、基本的には一戸建ての実需層がメインで使用しているので、ライバルが少ないこともポイントとなります。
最近は戸建投資が知られてきたりDIYブームなどで戸建価格は上昇傾向にありますが、引き続き活用できるかと思います。
「中古一戸建て」「売土地」「投資・収益物件」→「(都道府県名)」→「地域から探す」と進み、物件を吟味します。
「売土地」でも古屋付きの場合があり、補修さえすれば中古一戸建てと同様に手に入れることもできる掘り出し物もあります。
不動産ジャパン

こちらも中古戸建投資に適した物件検索サイト。
このサイトの特徴は使いづらい点にあります。
これまで紹介したLIFULL HOME'S 不動産投資やat homeと比較すると、写真の情報が少なかったり検索指定がしづらかったり。
2020年にサイトのリニューアルがされていますが、不動産投資家は敬遠しがちでライバルが少ないことの裏返しといえます。
ただし、特に戸建の取扱件数は不動産ジャパンが多いと感じます。
アパートについても「一棟 アパート」とワード検索すれば出てきます。
慣れるまで少し時間がかかりますが、ぜひぜひ触ってみてください。
全国地価マップ

全国地価マップは、固定資産税を決めるベースとなる「固定資産税路線価」や銀行が建物を評価する際に使う「相続税路線価」を調べることができます。
住所でも地図でも調べることができるので使い勝手が良いと感じます。
土地価格の根拠として用いられるため、銀行から融資を受ける際には知っておきたいサイトです。
住宅ローンシミュレーション

一棟アパートやマンションなど融資を活用する場合はシミュレーションが必須となります。
借入金額、返済期間、金利、返済方法(元利均等・元金均等)を入力すると、毎月の返済額や総支払額を知ることができます。
住宅保証機構株式会社のWebサイトを表示していますが、同様な機能のアプリもあります。
好みに合わせていつでも使えるようにしておきましょう。
SUUMO

おそらく誰もが一度は見たことがあるサイトだと思います。
このサイトは物件を探すよりは周辺相場を把握するために使用します。
同じエリアで間取りや築年数といったスペックで比較し、欲しい物件がどの程度競争力があるものなのかを知ることが目的となります。
賃貸物件を探す人はSUUMOを利用することが多いので、入居者目線で欲しい物件が優位に立てるかどうかチェックするのです。
物件情報としてマイソクやレントロールを見ると思いますが、空室の家賃が高めに設定されて利回りがよく見えることがあります。
周辺相場を理解していなければ、いざ自分が運用したときに入居者付けに苦労し、家賃を下げざるを得ないことになります。
マイソクやレントロールに記載されている数字に妥当性があるか、周辺と比較して高すぎないかチェックすることが大切です。
まちむすび

初めに紹介したLIFULL HOME'Sのポータルサイトから見ることができます。
本サイトの特徴は気になる物件の周辺状況を把握できることです。
実際に住む人の声や各種データを街ごとにまとめたのが「まちむすび」となります。
このサイトでは、街の特徴や雰囲気をランキング形式で表示したり、住んだ人の口コミが紹介されたりします。
他にも物件周辺の家賃相場も知ることができ、路線や駅から欲しい物件の最寄り駅を検索する流れとなります。
詳細はsuumoなどを活用しますが、まちむすびでは間取りごとの平均家賃や近隣駅の家賃相場やわかるため、個人的には重宝しています。
入居者にとって周辺環境は大きな決め手になるので、活用してみてはいかがでしょうか。
大島てる

事故物件の情報提供サイトです。
高齢者の一人暮らしでの孤独死や自殺などが起こると事故物件として扱われます。
それらの物件は心理的瑕疵物件として扱われ、宅建業法で告知が義務付けられています。
不動産業者もあまり大々的に事故物件を扱いたくないため入居付けに苦労しやすい傾向にあります。
大島てるでは事故の内容が一目でわかるように作られています。
購入する物件において懸案はできる限り取り除くべきですので、参考として本サイトを活用することができます。
見える!賃貸経営

空室率・家賃相場・リサーチ傾向などをザックリと把握できるサイトです。
見える!賃貸経営で知れる情報は多く、地域ごとの人口損減、空室率や賃貸需要を数字やグラフで見ることができます。
見える!賃貸経営にはヒートマップという機能があり、エリアの中でもどのあたりの物件が検索されているのかマップ上で色分けしています。
駅の西側は人気があるけど東側は人気がないなど、見て理解することができます。
対象とする地域の間取り、家賃相場、築年数、駅からの距離などを物件と入居者ニーズで比較して表示することもできます。
また家賃相場は、駅からの距離別・間取り別の過去推移も出るので、ある程度相場をはアイクすることもできます。
いろいろと機能があり、マクロとミクロそれぞれの視点で情報を得ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
土地総合情報システム

土地総合情報システムとは、国土交通省が運営していて不動産の取引価格などを検索できるサイトです。
土地総合情報システムでは以下の3つの機能を利用することができます。
・不動産取引価格情報検索
・地価公示都道府県地価調査
・不動産取引価格アンケート回答
不動産取得において使う機能は、「不動産取引価格情報検索」となります。
調査票のアンケート結果が反映されており、どの程度の価格で取引がされたのかを参考にすることができます。
月極駐車場どっとこむ

駅から離れていることがボトルネックとなっている物件を見たことがありませんでしょうか。
特にファミリー向け物件の場合、駐車場がないことは大きな弱みとなってしまします。(なので利回りが高いのでしょうが)
そんな時に月極駐車場があればボトルネックを解消することができます。
これからの時代はカーシェアが進むので必要なくなるかもしれませんが、車を持つことへの需要はある程度残り続けるとみています。
駐車場を探す方法は大きく分けて3パターンとなります。
・周辺を歩いて探す
・不動産会社に問い合わせる
・インターネットで検索する
インターネットで検索する中で「月極駐車場どっとこむ」をオススメします。
住所または地図どちらでも検索することができ、使用状況、料金など一覧で把握することができ視認性もよいです。
なお、駐車場にはレインズのように整備されたシステムがありません。
より物件に近い駐車場を探すには複数のサイトを見比べたり、Googleストリートビューで確認するとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
不動産取得には情報収集が必須となりますが、インターネットの力を最大限に活用すれば、かなりの情報が手に入ることがわかったのではないでしょうか?
これらのサイトを活用して物件取得を効率よく進めていきましょう。